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EOS(Electronic Ordering System)電子発注システムのこと

 

簡単に言うと、スーパーマーケットがその日の売れ具合を見て

明日の発注をするシステムです。

 

この仕組みは、1980年頃から始まったのです。

日本チェーンストア協会(官庁の天下り先)が制定した取決めの

ような仕組みで一定のソフト・ハード会社も取込んで

「手数料?」で何もせずに儲ける天下りの考えた?仕組みだ。

 

生産者は、このシステムを導入しないと注文が貰えない・と

脅され、仕方なく高額のシステムを導入することを余儀なく

される、ソフト屋はシステムのメンテナンスや何かで定期的に

利益を得る。

 

このシステムは、同じシステムを他者に構築されないための

工夫をしている。

 

そのひとつが、「専用モデム」だ。

「同期式半二重方式」という極めて特殊なモデムを使用する

ことにより単にソフトをどうこうするだけではこのシステムは

成り立たないようにされている。

 

このモデムは、一般に販売されていない。もし独自に

ハード会社に製作を依頼すると数百万になるだろう。

量産すると1万円以下ですがね。

 

この辺りのセキュリティも日本チェーンストア協会が権力を

使用して抑えてきたのでしょう、たぶん。

 

こうして生産者は、わずか数10~100行の注文データ

の受信に電話回線を利用してややこしいシステムを稼動して、

貰ってきたのです。FAXで済むのにねー。

 

つい最近までこんな古臭いシステムが実際に稼動している。

 

しかし!

 

近年インターネット盛んなこの時節、ついにシステムを

リニューアルする気になったようだ。

 

「流通BMS」が次々に導入されていってるようだ。

 

「楽天市場」や「アマゾン」が行っている方法に近い手法です。

 

今回、専用ハードウェアの導入がないので、

ソフトだけのセキュリティになります。

 

日本チェーンストア協会(官庁の天下り先)も、

もう年寄りだけなのだろう。

最も肝心なハードウェアセキャリティをやめてしまったのだ。

(自分が関係なくなったらあとはどうでもいい)みたいな。

 

ソフトだけのセキュリティって!

要は、やたらややこしく難しくしているのだ、しかし

一部のソフト技術者は、この程度の「壁」は難なく越えるだろう。

 

日本チェーンストア協会(官庁の天下り先)は、

サーバーのアクセス権(5000円ほど/年)のみの収益に落込むのだろう。

 

「お金」の無い今の日本では、取り上げることばかりでなく

「生産」することにもっと関心をもてばどうですか?

日本チェーンストア協会さん

 

それでこそ「天下り」の意味があるのでは。

 

官庁では、いろいろあってできなかった事ができるかも

 

無理か...


 

 

 

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